月末は家賃の払い込みなど、お金の出入りが激しいですね。こんちはころすけ(@wg_koro)です。
先日、Yahooの検索連動型広告に京都銀行への偽誘導リンクが貼られて騒ぎになりましたね。
ヤフー広告悪用 偽ネット銀行画面で被害 NHKニュース |
知らない方へ簡単に説明します。
「京都銀行」とYahooで検索すると、検索結果に「京都銀行」という結果連動広告が出てくるものの、それの飛び先は京都銀行のページそっくりに作った偽サイト(フィッシングサイト)でした。偽サイトへ入力したIDやパスワードなどは、偽サイトのオーナーに全て筒抜けになりました。
今回、その抜き取られたIDとパスワードで預金をがっぽり持って行かれたようです。
ヤフー広告に京都銀行の偽サイト 預金奪われる被害:朝日新聞デジタル
こうした状況が11日から18日まで続き、この間に3人の利用者の口座から計約78万円が別の銀行に不正に振り込まれ、うち50万円が引き出されたという。
ちなみにちょっと前まで、Yahooで「Google Chrome」を検索すると「正規のGoogleページ」ではなく、変なページへ飛ばされる広告が貼られていました(今はなくなっていますが)。
参考:ヤフーの広告でスパムが表示される!と話題なので「Google Chrome」と検索してみたら面白い事になった件 | Web論
こうしたフィッシングサイト、偽サイトから身を守るにはどうしたらいいか?シンプルで単純な方法が2つありますので書いておきます。
URLを確認する!
まずは基本中の基本。
- 銀行(オンラインバンキング)やクレジットカードなど、お金を取引するような大事なページ
- PCにインストールするツール
これらのページを訪れた時は必ずURLを確認すること。ブラウザの上部に表示されているので、目をチラッと向けるだけで済みます。
検索サイトからページを探す時は、ページに進む前にURLが正しいモノか気にすること。
例えば、Googleのツール(Chrome)をダウンロードするのに、ダウンロードページが「XXX.com」なんてURLだったら明らかに変ですよね?
ブックマークしておく!
オンラインバンキングやクレジットカードのページなど、お金の取引を行うページは必ずブックマークしておきましょう。
検索サイトを使わないこと。ブックマークからページへ移動すること。
検索サイトの結果は必ずしも正しいとは限りません。今回のように、誤ったURLへのリンクを表示することがあります。このことを念頭に置いておきましょう。
この2点を守ろう
この2点を守れば、完全に、とはいかないもののかなりの確率で偽サイトにひっかからなくなるはずです。特に金融系。
ネットの世界は「自己責任」な部分がかなり強い世界。自分の身は自分で守りましょう!